社長の独り言 rss

2016.08.27

私の思い

少し間が空いてしまいましたが、今回は塗装と違うお話をさせて頂きます。
オリンピックは終わってしまいましたが、久しぶりにテレビを見る時間が増えました。
 多くの名場面があり、感動もあり、メダルが遠かった陸上でも400mリレーは見ていて興奮しました。努力の結果がメダルと言う成果となりました。
 以前にテレビドラマ(題名は忘れましたが)の中での台詞で、『人生は富士山を登るようなもの』という言葉がありました。富士山は裾野はなだらかですが徐々に傾斜がきつくなり頂上に達します。これを線グラフのように見ると、最初は歩いても歩いても中々大きな成果が見えてこないが、ある時から急勾配のごとく成果が上がってくると言う説明がありました。これは良い言葉と思い、未だに覚えております。やはり途中で諦める事なく努力を続ける事が大事であると、なかなか成果の出ない仕事に直面している時は、この言葉を思い出して、諦めないように自分に言い聞かせています。
 皆さん如何でしょうか?
2016.08.03

少し空いてしまいました

先回は屋根用の塗料の、お話をしました。塗料にはそれぞれ用途別に特色を持たせた各種の物があります。ところで、何にでも塗れるかと申しますと、塗ろうと思えば、何にでも塗れますが、塗料は何故に剥がれないのかと言う事ですが、これについてお話します。
 塗料は塗る相手に対し、下地を溶かしこんで密着するケースとミクロの世界で、微小な凹凸に入りこむようにして乾燥し密着する場合があります。
 ただし、基本的には塗れない物、密着の悪い物、塗った結果乾燥の悪い物などあります。一つはガラス、アルミ、ステンレス等ありますが、最近は専用のプライマーもあり塗装は可能ですが、特にガラスに関しては個人的には、お勧めしません。表面が平滑で溶剤にも溶けないためです。塩ビの材料は表面に塗料を塗ると何時までも乾燥せず、ベタベタしています。
 色々とありますが、詳しくは見積の時に確認される事を、お勧めします。
2016.06.20

屋根用塗料

塗料は壁も塗れば屋根も塗ります。塗料には屋根の専用塗料があります。それはなぜでしょう?塗料の中には樹脂と着色顔料と言われる色の基が入っています。それ以外に添加剤と呼ばれる物が入っています。添加剤とは缶の中で樹脂と顔料が分離しないようにする物とかがありますが、屋根用の塗料には塗った時に塗料が水平に広がるように(レベリング)なる添加剤が入っています。部分的に多く塗料を塗った時にも均一になるように広がっていきます。ここで気をつけなければいけないのが、塗料が余ったといて屋根用の塗料を壁に塗ってしまうと、レベリング機能が働き、塗って暫くすると下に塗料が垂れてきます。塗料は使用用途に合わせ色々と考えて配合されています。
 ホームセンターで買った塗料も使用用途を間違えないようにして下さいね。
2016.06.02

光触媒その3

光触媒の続きです
では、先回の続きですが、酸化チタンは紫外線により有機物を分解しますが、先回にお話ししました、雨により洗い流される必要があると言うこと以外に、極端な例を言いますと、鳥の糞などは、その表面は紫外線にさらされますが、触媒面(塗装面)まではなかなか紫外線が到達しません。よって直ぐには落ちないと言う事があります。雨により着いた糞が少しずつ洗い流され、触媒面まで紫外線が透過するところまで流されれば、その機能は働きます。ですから光触媒を塗れば、何時も綺麗な状態かと申し上げますと、決してそうではないと言う事を御理解下さい。
2016.05.26

光触媒その2

光触媒の続きです
実際に光触媒を施工した面はどのような状態かと申し上げますと、塗装面に汚れはつきますが、有機物(汚れ)を分解する触媒機能が作用し触媒面(塗装面)に乗ってはいますが、密着はしていない状態です。その後はと申しますと、雨によって触媒面(塗装面)に乗っている汚れは洗い流され、綺麗になると言う事です。但し、軒等が出ており、直接に雨がかからない部分は流される事なく、汚れが乗ったままの状態となります。当然ながら紫外線が当っていれば付着はしておりませんので、ホースで水をかければ、流れ落ちます。
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