社長の独り言 rss

2016.04.07

遮熱塗料その4

さて、では先回の続きですが、室内の温度が2℃下ったとして、何が変わるのか?エアコンの設定温度が1~2℃下がれば消費電力が減ります。消費電力が少なくなれば、発電によるCO2の削減につながります。エアコンの温度が下がれば、室外機からでる排気の温度も下がります。その他に屋根の温度が上がらないと言う事は、太陽が沈んでからの気温の低下も早くなります。少しずつの効果が集まれば、例えば町全体に広がれば、その地域の気温は下がり、結果としエアコンの設定温度もさらに下がる事が期待されます。ちょっとオーバーな話かもしれませんが、地球の地表面の温度が上がらなければ、環境はより良くなると言えます。
つづく
2016.04.04

思う事

チョット個人的には不愉快な話です。
3月の初めに『パンツ仮面』なる塗装工が逮捕され、それが1月近く経てからTVでも流れました。ここで何時も思うのですが、塗装工と言う表現です。建設業は具体的に職種を報道される事が多いです。報道側からすれば、より具体的に分かりやすく表現すると言う事では、間違いないのでしょうが、同じ業界で働く者としてが、そのような犯罪者が多いと思われるのではないかと言う不安にかられます。
建設業はともすれば、悪いイメージが強いのですが、決してそのような事はありませんので、御安心下さいと声を大にして申し上げます。私的には犯罪率と言うものは業界、業種に関係なく同じと思います。皆さん真面目に働いています!!
犯罪を起こした結果に残るものは被害者の悲しみ、悔しさは当然ながら、本人と本人の家族にも後悔と辛い生活が残るだけと思います。少しでも犯罪が減る事を望みます。
2016.03.24

遮熱塗料その3

今回は建物の構造です。屋根に遮熱塗料を塗装した場合、仮に表面温度が20度下ったとします。当然、屋根の表面が下がれば裏面も同様です。ここからですが、多くの住宅では屋根と室内との間は天井板があり、屋根のとの間に空気層が存在します。空気は熱伝導率が低く、屋根直下の温度がそのまま天井材に伝わる事がありません。ですから屋根の温度差がそのまま室内に反映されない訳です。
また、部屋には窓があり、窓から入る太陽光による熱も影響しております。
工場のような建物では、確かに室内から見上げれば屋根材が見えている場合が多いですね。しかし天井が高く空気層が厚くなり、もうお分かりのように屋根の温度差が直接伝わりません。また多くの工場では夏場は扉、窓を開けている場合もあり、その場合ですと外気の熱せられた空気が入り込み、温度差は少なく感じます。
ここは良く理解してください。
つづく
2016.03.10

遮熱塗料その1

今回は夏に向けて早めにご検討頂きたい遮熱塗料の話です。
遮熱塗料(高日射反射塗料)は多くの方が覚えて頂き、ご要望頂く事も多くなりました。各メーカーからも出ておりますが、よく理解して使う事が大事かと思います。
では遮熱塗料とは?
太陽光の中の赤外線を反射する事により、塗膜の表面温度が同色の他の塗料と比較して、熱くならないのが特徴です。
屋根に塗る事により表面温度で環境、建物構造にもよりますが、真夏で20℃以上の温度を下げる事が出来ます。これにより室内温度を数℃下げる事が出来ます。
数度という表現は曖昧ですよね。本当に建物構造によって全く違うのです。
つづく
2016.03.03

3月の独り言「ケレン?」

こんにちは、今回は塗装に関する、お話をしてきたいと思います。
まずは、ケレンから。ケレン?良く塗装業者の見積に見かける言葉かと思います。
色々と調べますと、どうも英語のclean がなまって出来た言葉のようです
その昔、西洋からの塗装技術が入ってきて、英語での説明でクリーンと言われたのが、当時の日本人にはケレンと聞こえたようです。ようは塗る前に下地を綺麗にしなさいと言う意味かと思います。その中には鉄面なら錆を落とす意味も入っているのではと、勝手な推測ですが思う次第です。
ちなみに横浜の開港が1859年、長崎では、それ以前から海外との交流があり本当のところ何時頃かハッキリしませんね。
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